2020-09-22

9月22日(火)お休みの日の普通の話

いいお天気の朝から一転、雨の夜になりました。今日は祝日ですがお休みでした。ならまちが人で溢れる前にゴミカゴを仕舞うためにお店に行きました。8時頃でしたが既に奈良公園に向けて走る車やバイクがいっぱいでした。 秋分の日だし、掃除機をかけて拭き掃除をしました。どこかで読んだのだけれど、お彼岸はお昼の長さと夜が同じになるのであの世のこの世の行き来がしやすいそうです。なので綺麗にしとかなくっちゃね。それにしてもどんだけ猫ちゃんたちの毛があるねん!って思いました。おかげで隅々まで拭くことができるのでいいかもしれない。

その後、お墓参りに行きました。娘も仕事が休みで参加できたので、母と兄と妹と娘と私です。お墓は奈良の三条通にあるので、歩いても15分、車で数分です。母の実家の城陽のお墓にも参り、スッキリです。帰りに昔からある古いレストランに寄ってみんなで食事をしました。 妹が美味しいと言うのでハンバーグランチを食べたのですが。ジューシーすぎるハンバーグで、胃がどどーんとなりました。午後の間じゅう、ゲップが止まらなくて、久しぶりに胃薬を飲みました(笑) 妹はワシワシ食べてましたけど。。。娘はそうめんでした。「この夏、箱入りのそうめん( 50束入)を娘と二人で完食したのに!まだそうめんを食べるとは!」って思いましたが、その方が正解でした。大体我が家は朝にビックブレックファーストを食べるのでお昼はサラダとパンとかサンドイッチとか、野菜ベースの麺類を食べるので、そう言う体になっているんだなって。 でも久しぶりの外食もいいものです。子供の頃兄と妹と私と3人だけで(兄が小学生の高学年くらい)よくレストランにご飯を食べに行きました。実家が旅館業をしていたので夕食時にはみんな忙しかったからです。「もちいどの」にあるレストランに行って、Aランチを注文して食べるのですが、兄の真似をして食べたら全部食べきることができるので、妹と私は必死で兄の食べる順番で食べました。妹はいつも脱落するけれど、私は4つ上の兄と同じくらい食べてお腹パンパンになってました。 その時自分のペースで食べるのとは違って、口の中でいろんな味が混ざって美味しい!って思った記憶があります。あれから半世紀ほど経ってるんだなー。あの時よく行ったレストランはもうないけれど、兄が食べてる風景はあの頃と同じだって思いました。ちなみに兄が注文したのは今日もAランチでした。 私だけ家を出て自分の道を行くことができたけど、兄は今は廃業してしまった旅館を背負って時が過ぎたんだなぁ。あっという間の半世紀。世の中はあの頃の無邪気で華やかな感じは今はないけれど、私の記憶の中にはしっかりと根付いていることが自分の強さだなって思いました。 つづく・・