2021-03-02

3月2日(火)お休みの日の普通の話

休みの日に雨が降ると、それはそれで嬉しいのです。こんな日にお店を開けていたとしても誰も来ないだろうし、洗濯は最小限にしておこうとか、とゆっくり閉じ込められ感を楽しめます。といっても3月になったからお店のいろいろの用事があるので雨の中、傘をさして銀行に行ったり、ちょっとした仕込みや予約の整理をする1日でした。いつになったらゆっくり本が読めるのだろう?って思います。

帳簿を打ち込みながら、タルトを作りながら、4回目の「村上ラジオ」をラジコで聴き、you tubeで玉置浩二の「夏の終わりのハーモニー」を15パターンくらい聴き、多分50回目くらいの藤井風のインディーズの頃のお気に入りの動画を観ました。どうも私は好きなものに深く潜り込むタイプなんだと思います。なのでお店がやれているんですけどね。

そして今日ももちろん泳ぎに行きました。毎日泳いでいるのにヘロヘロスイミングなのは、自分の体が小さいからなのだろうか?体力不足なのだろうか?と思っていたら私よりも小さい多分35Kgだろうと思われる年配の女性がバンバン毎日2キロを私より1.5倍くらいのスピードで泳いでいるのを見て、よし!とイメトレして泳ぎ出したら「あれ?なんか楽に泳げるぞ。これはお昼に自家製麻婆ラーメン(辛いやつ)を作って食べたからだろうか?さっきチョコナッツサブレを食べたかろうか?」と思いつつApple Watchをつけてからの最高記録を打ち出しました。と言っても900メートルですけどね。(かつては1.5キロ泳いでいました)でもさっき毎年一回はフルマラソンを完走している村上春樹さんが言ってました。「40代を過ぎてからはタイムがジリジリと落ち続けています。今となっては負け戦を戦っているようなものです。最初から負けることはわかっている。楽しいことなんて何もありません。だけどなぜ走り続けるか?それは続けるのが僕にとって必要なことだからです。どうせ負けるならスマートにかっこよく負けたいじゃないですか?そのためにささやかに努力を続けています。負けるための努力をすれば道は開けるのかもしれない。」と。そーなんです。時間の無駄だと思われそうですが泳ぐことが自分をキープするために今は必要なことなのだと思います。瞑想タイムですね。ここを海だと夢想し、で生きるか死ぬかの挑戦をし、泳ぎ切ったときの快感とビールの美味しさがやめられないのです。

泳ぎ終わって豆腐を買うためにデパ地下の階段を降りながらマスクの下で歌を歌っている自分に気がつきました。近頃気がつけば歌っている。それに堂々とあくびをしたりしている。マスクは不自由そうに見えて実は自由なのかもしれないですね。今日はお昼のラーメンに続き、中華シリーズで夜ご飯は豆腐入り餃子ともやしと卵のスープとごはんでした。もりもり食べて明日もがんばろー。