2023-01-06

1月6日(金)冬休み中の普通の話

day12 昨夜もふと目が覚めて、どうせ1時半?2時?とふてくされて時計を見たらなんと!5時半でした。久しぶりに寝たのに眠いな。夜中に目が覚める方が眠くないのに。20年間2時起きでパンを作ることができたのはこの原理なのかもしれないですね。
昨日2回目の「カルテット」を観終えました。前に見たのが5年前なので、イメージだけが残っていて、覚えているつもりが見ている瞬間瞬間に思い出すような感覚でした。人生もこういうふうに前世を思い出すような感覚で生きているのかもしれないって思いました。5年前とは見え方が違いました。いろいろあった5年間の間に私の心のヒダはかなり増えたんだと思う。
集中したかったので昨日NHKでやっていたMUSIC SPECIAL(坂本龍一)は録画しておきました。
そして朝から何度も観て何度も感動して泣きました。奏でる指先と感情が音楽に乗ってブワーってやってきて身体中を包み込むような感じです。結果午前中ずっと観てしまいました。
お昼に春雨スープを作りながら見ていたら、いたら娘がやってきてお互いに言いました。「あ〜ピアノ弾きたい!」「うん。弾きたい。」

午後から友人からお茶のお誘いがあったので7回目の途中で見るのをやめて、てくてく歩いて出かけました。彼女は娘の成人式で関東から戻ってきたらしく、ずっと娘の話や成人式の話をしていました。私は行かなかったし、元旦那さんと結婚したのも彼が成人式に行く人ではなかったのが決め手(笑)でもあったし、たまたま我が子たちも行かないタイプだったので、聞いていても風景も想像できないし、退屈で「こんなことなら8回目の坂本龍一を見ていたかったな。」って思ってしまいました。そしてとうとう「子供の話をするために私を呼び出したの?私はあなた自身のことを聞きたいわ。成人式には興味がなくてごめんなさい。」って言いました。
人は、話を聞いて大袈裟に相槌を打ってくれる人を優しくていい人って思うんだろうな。なので私は優しくていい人ではない人です。

ファーストラブからのカルテットで両方脇役に出ている坂本美雨ちゃんをみつけて、「ここで坂本美雨をキャスティングするのがめっちゃいいな!」って思っていたあとの坂本龍一。そして別の友人(こっちのタイプの)から「ミアズのシュトーレンが坂本美雨ちゃんところに行ったよ!」と連絡が来ました。カルテットは坂元裕二作品でもあることだし、この凄すぎるサカモトつながりは何かのメッセージだなって思いました。