雨降りでした。 パンの種類も多めだったので、ドツボの日になるかと思っていました。が、電話での取り置きのが次々と入って、めずらしく4種もあるブレンドブルマンも10時のオープンまでにほとんどが取り置きしていただくことに。色ブルマンのデットート状態でした。うぉぉぉ〜!とブルマンたちの声が聞こえるようでした。望まれて取り置きされてまだ温もりのある時にスライスされるブルマンたちの嬉しそうな顔が印象的でした。そして小学校の同級生が買いに来てくれたりと喋っているうちに(顔を見た途端ランドセルに刺さってるモノサシが見えました)パンが売り切れました。まるで以前のお店のようで嬉しかった。あの頃は雨の日の方が「雨の日は売れのこっているかもしれない。」と来てくださるお客さまで晴れた日より早くに売り切れたものです。 ここに引っ越してきてからの最高記録くらい(12時すぎ)かな? と言っても午後からはザーザー雨で本当に人が歩かなくなって、まるでギリギリ飛び乗って助かった小舟のようでした。お店は3時すぎに閉めておいしい鶏肉のお店「あづま」にパンを届けて近くのやんの顔を見に行ってハナロジでサボテンを買いました。(家の中に置く花は猫たちの遊びのネタになるので外におけるやつ)ハナロジのまっさんがサンドイッチが食べたい!と愛想か本気か分からへんけど嬉しい言葉を言ってくれるものだから、残っていたサンドイッチ(実家に届けようと思っていた)を車に取りに帰って持って行ったらお花をくれました。「海老で鯛を釣ったな!」ということわざを一発言いながら(近頃はエビの方が高いからからこの例えはどうなんだろう?)と頭をよぎりつつ、お花をもらうのはやっぱり嬉しいな!と思いました。このまま家に帰ってお花を飾るとまた猫の餌食になる。と思って当初の予定通り実家に寄って、サンドイッチの代わりになったお花を届けました。おじいちゃんとおばあちゃんとお父さんの写真の前にお花を飾ってチーンをして、少し前に町内からコロナ見舞いにもらった商品券を母に(えらそうに)これで好きなもの買って(1500円)を渡して、ちょっとだけ気持ちがすっとして帰宅しました。帰ると恥ずかしがりのもも(猫)が出迎えに来てくれて「ギーちゃんには内緒やで」とこっそりおやつを上げました。普段はギー(2ヶ月だけ先住猫)が先にご飯を食べて。ももは残り物を食べるのです。 なのでももはいつもギーが寝てる早朝に私と一緒にフラフラと階段を降りて朝ごはんを食べる時に撫でてもらうのを楽しみにしています。 猫も人も一緒やな。と思います。この世に生まれて出会って関わりあっているというだけで愛おしい存在です。会いたい人に会える人生を送れるように気持ちに忠実に生きたいです。穏やかな呼吸のような1日だったなーと思いつつ、でもいつまた過呼吸の日々なるか酸欠の日になるかも分からけれど、木製の小舟はずっと海に浮かび続けるぜ!と海に浮かぶ小舟のイメージを持って明日もがんばろう!つづく・・・